マイクロスコープで毛穴観察~50日目 実験手法
こんにちは、リケ子です。
角栓に含まれる油脂と角質の割合を調べるための実験の続きです。 機材と観察方法 および これまで行ってきたスキンケアについては、以下の記事に書いています。
実験期間中に行った事
これまで行ってきたスキンケアに加えて、左顔面はAGB クレンジングオイルで1日置きにクレンジングをしました。
AGB クレンジングオイルは油脂系クレンジングの一種で、ざっくり説明すると、お肌にダメージを与えずにメイク汚れを落とせるアイテムです。
油分を溶かし込む作用があり、角質を除去する作用はありません。
AGB クレンジングオイルを顔に塗布した後に、5分ほど放置してから洗い流しました。
一方、右顔面はオバジC 酵素洗顔パウダーを週1で使用しました。
オバジC 酵素洗顔パウダーには、タンパク質を分解する酵素であるプロテアーゼが入っています。角質はタンパク質で出来ているため、肌表面の角質を除去する作用があります。
1回分を手のひらに乗せて、少量の水で泡立てたら角栓が多い部位から順に顔へ塗布し、放置せずに洗い流しました。
油分を除去する作用があるものとタンパク質を除去する作用があるものの使用結果を比較する事で、私の角栓は油脂と角質どちらの割合が多いのか判断できるのではないかと考えました。
ただし、オバジC 酵素洗顔パウダーにはプロテアーゼだけではなくリパーゼ(油分を分解する酵素)も入っているので、オバジC 酵素洗顔パウダーの効果が出たとしても、それが角質に対しての作用の結果なのか油脂に対しての作用の結果なのかはわかりません。
また、酵素洗顔パウダーは刺激が強いアイテムなので、クレンジングオイルと比べて、使用頻度顔と顔へ置いておく時間がどうしても違ってきてしまいます。
前回の実験を仕切り直したのは、実験の条件を調整して少しでも公平な実験結果を出すためです。